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マスターキーを子どもに渡してから。1Passwordサブスク停止の手順を、ひとり暮らしの私が書き出してみた話(やさしい終活 Vol.31)

マスターキーを子どもに渡してから。1Passwordサブスク停止の手順を、ひとり暮らしの私が書き出してみた話(やさしい終活 Vol.31)

2026年5月24日

マスターキーを子どもに渡してから。1Passwordサブスク停止の手順を、ひとり暮らしの私が書き出してみた話(やさしい終活 Vol.31)

「やさしい終活」シリーズの第31弾、シリーズ最終3本の1本目は、1Passwordのサブスク停止です。

Vol.1 から Vol.30 まで、何度も登場した「1Password」。 シリーズ全体の「マスターキー」を担当してきた、特別なサービス。

1Passwordはシリーズの主役だった

「やさしい終活」シリーズで、何度書いたかわからないほど登場したフレーズ:

私はこれらを1Passwordのセキュアノートに保存しています。 マスターパスワード1つだけ覚えて、10分間隔で再入力を必須にする運用。 「もしも」のとき、家族がマスターパスワード1つ開けば、〇〇にもたどり着ける仕組み。

→ 電気・水道・ahamo・iCloud+・Amazon・Google・Apple、すべてのログイン情報を1Passwordに集約。 → シリーズ全体が、1Passwordというマスターキーで成り立っていた。

私の契約状況

  • 年間プラン:$60(約¥8,000)
  • 更新日:9月17日
  • 支払い方法:Apple ID経由(クレジット決済)
  • マスターパスワード:私のみが知る(1Passwordの仕組み上、復元不可能)

1Passwordの2つの選択肢

1. サブスク停止(データ保持・課金止める) ← 私はこちら

  • 月額の支払いだけを止める
  • セキュアノート・パスワード・記録はすべて残る
  • 子ども(長女)に「マスターパスワード」を渡せば、引き続きアクセス可能
  • 「ブログを残す」(Vol.30)ためにもこちらが必須

2. アカウント完全削除

  • すべてのデータが永久に消える
  • マスターパスワードを知っていてもアクセス不可
  • 「もう誰にも見られたくない」と決めた場合の選択

→ 私は「データ保持」を選びます。 → Vol.30で書いたとおり、ブログを残すためのCloudflare/GitHubログイン情報も、1Password内にあるから。

私の支払い方法は Apple ID経由

私の1Password契約は、Apple ID経由のサブスクリプション(App Store経由)で支払っています。 この場合、解約手順が少し違います。

Apple ID経由のサブスクリプション解約手順

  1. iPhone「設定」アプリを開く
  2. 一番上の「自分の名前」(Apple ID)をタップ
  3. 「サブスクリプション」を選択
  4. 「1Password」を選択
  5. 「サブスクリプションをキャンセル」をタップ
  6. 確認画面で「確認」

→ iCloud+(Vol.4)・ChatGPT(Vol.11)・Claude(Vol.12)と同じ仕組み。 → Apple ID経由なので、1Password公式サイトでの解約はできません。

1Password公式サイトから解約する場合(クレカ直接決済の方)

参考までに、クレカ直接決済の場合の解約手順:

  1. https://my.1password.com にアクセス
  2. メールアドレスとマスターパスワードでログイン
  3. メニューから「お支払い」→「支払い設定」
  4. 下部までスクロールして「サブスクリプションの解約」をクリック
  5. 確認のためマスターパスワードを再入力

→ アプリ内からは解約不可、PC/スマホのブラウザから手続き。

マスターパスワードを長女に渡す手順(最重要)

シリーズ全体のマスターキーなので、これを子どもに渡す方法を整えておくのが、最も大事。

方法1:紙に書いて、信頼できる場所に保管

  • マスターパスワードを紙に書く
  • エンディングノートに挟む(または、別の安全な場所)
  • 「もしも」のとき長女が見つけられる場所
  • 銀行の貸金庫を使うのも選択肢

方法2:1Password の Emergency Kit(緊急キット)

  • 1Passwordには「Emergency Kit」というPDFを生成する機能あり
  • アカウントメール・シークレットキー・マスターパスワード欄が記載されたPDF
  • 印刷して安全な場所に保管
  • 長女に「これを開けば1Passwordに入れる」と伝える

→ 私は方法1+方法2の組み合わせで保管予定。 → デジタルではなく「紙」に書く理由は、停電・iPhone故障・突然死などに備えるため。

サブスク停止のタイミング

ブログを残す(Vol.30)選択をしたので、私の1Passwordは:

  • 生前は継続使用
  • 体調が悪化した・もう必要ないと判断したら、サブスク停止
  • データは残る(長女が引き継ぐ用)
  • 長女にマスターパスワードを伝えた後、サブスク停止が安心

→ あるいは、子どもに「これを引き継いで」と託せたら、生前のうちに長女のApple IDに契約を移すのも選択肢。

死亡後、長女がする手続き

私が亡くなった後、長女がする手続きの流れ:

  1. エンディングノートを開く →「1Passwordマスターパスワードは◯◯にあり」と確認
  2. マスターパスワードを取得
  3. 1Passwordにログイン → 全データを確認
  4. 必要に応じて、長女のApple ID下にサブスク移行
  5. すべての終活手続き(Vol.1〜30)を実行
  6. すべて完了したら、最終的に1Passwordアカウント削除(または継続)

→ 1Passwordがあれば、シリーズ全30本のすべての手続きにアクセスできる仕組み。 → これが「マスターキー」と呼んだ理由。

1Passwordサブスク停止編、まとめ

  • 1Passwordはシリーズ全体のマスターキー
  • 私はApple ID経由(Apple Store)で契約・年¥8,000
  • 解約は iPhone「設定」→「サブスクリプション」から
  • 「データ保持」を選ぶことが大事(ブログ運営にも必要)
  • マスターパスワードは紙とEmergency Kitで長女に渡す
  • 死亡後、長女が1Passwordを開けば、全終活手続きにアクセス可能

「やさしい終活」シリーズ、これから(残り2本)

ゴール、いよいよ目の前です。

  • Appleアカウント削除(デバイス連携全終了) → 次回 Vol.32
  • 「ahamo は、いちばん最後の最後」(電波) → 最終回 Vol.33

さいごに

1Passwordについて書きながら、シリーズ全体を振り返っていました。

電気・水道・通信・銀行・カード・サブスク・アカウント・葬儀・お墓・遺言… そのすべてが、1Password1つで「家族にたどり着ける」状態になっている。

これは、すごいことだと思います。 昔なら、書類が山積みになって、家族が部屋中をひっくり返して探していたものが、たった1つのパスワードで集約されている。

「マスターキーを子どもに渡しておく」 これが、デジタル時代のひとり暮らしの終活の、究極の作法なのかもしれません。

長女よ、これを読んだら、1Passwordのマスターパスワードはエンディングノートに挟んであるから。 それを開いて、Vol.1から順に、ぼちぼち手続きを進めてくれたらいい。 ぜんぶ、書いてあるから。

明日は何にしようかな。 ぼちぼち、続けていきます。


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