年¥1,600で子どもに残す。yurura-life.comブログを残す選択を、ひとり暮らしの私が書き出してみた話(やさしい終活 Vol.30)
「やさしい終活」シリーズの第30弾は、ブログサイト yurura-life.com を「残す」という選択です。
シリーズも残りわずか。Vol.29 までは「整理する・削除する」がメインでしたが、Vol.30 は「あえて、残す」話。
なぜ「残す」を選ぶか?
Vol.1 から Vol.29 まで書きためてきた「やさしい終活」シリーズは、私が亡くなった後、子ども3人にとっての「行動マニュアル」になります。
- 電気・水道・通信、ライフラインの解約方法
- 銀行口座・クレジットカードの整え方
- 火葬式プラン・お墓・葬儀の希望
- アカウント削除の手順
- 1Password・エンディングノートのこと
→ これらの記事を、私が亡くなった瞬間に消してしまうのは、もったいない。 → 子どもが「お母さんは、こう書いていたんだ」と読み返せる場所を、ちゃんと残しておきたい。
yurura-life.comの維持コスト
ありがたいことに、このブログは「ほぼ無料」で維持できます。
| 項目 | 年額 |
|---|---|
| ドメイン yurura-life.com | 約¥1,600($10.46) |
| ホスティング(Cloudflare Workers) | ¥0(無料枠) |
| GitHub リポジトリ(コードの保管) | ¥0(Privateリポジトリ無料) |
| 合計 | 年¥1,600 |
→ コーヒー数杯分のお金で、ブログがそのままの形で残り続ける。 → Amazonプライムの3分の1、YouTube Premiumの8分の1の費用。
ahamoや楽天カードを止めるよりも先に「ブログだけは続けてね」と頼みやすい金額です。
ドメインの自動更新を続ける(年¥1,600)
yurura-life.comのドメインは、4月20日に毎年自動更新されます。
死亡後も自動更新を続けるために
- ドメイン更新の支払い方法を「楽天カード」または「オリコカード」に登録
- 楽天カード/オリコカードの自動更新が止まらない限り、ドメインも続く
- 子ども(長女)が「ドメインだけは継続したい」と望めば、支払い口座を引き継ぐ
→ Vol.10 楽天カードを残す場合は、ドメイン更新の自動引落しが続く。 → 楽天カードを解約する場合は、長女のカードに切り替える手続きが必要。
Cloudflare Workersの無料ホスティング
ブログのコンテンツを実際に配信しているのが、Cloudflare Workers(無料プラン)。
- 月10万リクエストまで無料(個人ブログなら十分)
- アクセスが少ない時期は完全に¥0
- メンテナンス不要(自動で稼働し続ける)
→ つまり「ドメインさえ更新されていれば、ホスティングは勝手に続く」状態。 → 子どもが何もしなくても、ブログは数年〜数十年残り続ける構造。
GitHubリポジトリでバックアップ
ブログのソースコード(記事のテキスト・画像)は、すべてGitHubリポジトリにバックアップされています。
- リポジトリ名:radaily-blog(Private)
- 全記事のMarkdownファイル
- 画像ファイル(uploads配下)
- 設定ファイル(astro.config など)
→ 万が一 Cloudflare Workers が止まっても、GitHubから別の場所に再デプロイできる。 → 「ブログのデータは、複数の場所で守られている」状態。
子ども(長女)に引き継ぐもの
死亡後、長女に引き継いでもらう権限と情報。
1. Cloudflareアカウント
- メールアドレス・パスワード(1Passwordに保存)
- 2段階認証の設定情報
- Workers の管理権限
- ドメイン管理
2. GitHubアカウント
- メールアドレス・パスワード(1Passwordに保存)
- 2段階認証
- radaily-blog リポジトリの管理権限
3. ドメイン更新支払い
- 自動更新の継続を確認
- 支払い口座が問題なく動いていることを確認
→ これら全部、1Passwordに集約して保管しています。 → Vol.31 で1Passwordの解約を書きますが、ブログを残すならログイン情報は「子どもに渡す」を優先する必要があります。
「残す」と決めた場合の Vol.31〜33 への影響
ブログを残すと決めた場合、シリーズ最終3本の整理が少し変わります。
Vol.31 1Password解約 → 「データ保持」を選ぶ
- サブスクは停止する(課金止まる)
- でもデータは長女に引き継ぐ
- マスターパスワードを長女に渡しておく必要あり
Vol.32 Appleアカウント削除 → 「故人連絡先」で長女に引き継ぎ
- Vol.4 iCloud+の「故人アカウント管理連絡先」で長女を指定
- ブログ運営に必要なメールアドレスとして残せる選択肢も
Vol.33 ahamo解約 → 電話番号は止める
- ブログ運営に電話番号は不要(SMS認証は別アカウントで対応可能)
- ahamoは予定通り最後に解約
ブログを残さない選択もある
「やっぱり、私の言葉が残るのは恥ずかしい」「子どもに負担をかけたくない」と思うなら、ブログを止める選択もあります。
その場合は:
- 死亡時に長女がドメインの自動更新を止める
- Cloudflare Workers の無料プランは放置でOK(ドメインが切れると自動的にアクセス不能)
- GitHubリポジトリは長女が削除 or 非公開のまま放置
→ どちらを選んでも正解はないので、ゆるらの希望次第。
私の希望:残す
私の希望は「残す」です。
- 「やさしい終活」シリーズ全33本は、子どもへの実用マニュアル
- 季節のエッセイ・看護師の言葉も、誰かの「もしも」に届くかもしれない
- 年¥1,600で続けられるなら、迷う理由がない
→ 「子どもがブログを読み返して、行動できる場所」として、yurura-life.com を残します。
私の保管方法
- Cloudflareアカウント情報 → 1Password
- GitHubアカウント情報 → 1Password
- ドメイン更新の年¥1,600の支払い経緯 → エンディングノート
- 「ブログは残す希望、長女が継承」と明記
ブログを残す編、まとめ
- 維持コストは年¥1,600(ドメインのみ)
- Cloudflare Workersホスティングは無料(自動稼働)
- GitHubバックアップで二重保全
- 子ども(長女)に引き継ぐログイン情報を1Passwordに集約
- Vol.31 1Password は「データ保持」を選ぶことが前提
- 「子どもへの行動マニュアル」として残す価値
「やさしい終活」シリーズ、これから(残り3本)
シリーズ完走、ゴールが見えてきました。
- 1Password解約(マスター・データ保持) → 次回 Vol.31
- Appleアカウント削除(デバイス連携全終了) → Vol.32
- 「ahamo は、いちばん最後の最後」(電波・最後の最後) → Vol.33
さいごに
ブログを「残す」と決めた瞬間、不思議な気持ちになりました。
私が亡くなった後も、yurura-life.com というアドレスにアクセスすれば、私の書いた言葉が画面に表示される。
「お母さん、これ書いてたんだ」 「ここに、葬儀社の電話番号が書いてある」 「ahamo、ここから解約すればいいんだ」
子どもが、迷ったときに開ける場所。 それが私の最後のやさしさになるなら、年¥1,600なんて、安すぎるくらい。
書いた言葉は、形のないお守りみたいなもの。 私がいなくても、ちゃんとそこにいてくれる。
明日は何にしようかな。 ぼちぼち、続けていきます。
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