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透析看護師20年。体を壊して気づいたこと。

家族と友だちとの約束を残して。LINEアカウント削除の考え方を、ひとり暮らしの私が書き出してみた話(やさしい終活 Vol.29)

家族と友だちとの約束を残して。LINEアカウント削除の考え方を、ひとり暮らしの私が書き出してみた話(やさしい終活 Vol.29)

2026年5月24日

家族と友だちとの約束を残して。LINEアカウント削除の考え方を、ひとり暮らしの私が書き出してみた話(やさしい終活 Vol.29)

「やさしい終活」シリーズの第29弾は、LINEアカウントの削除です。

家族・友だちと毎日やり取りしているLINE。 連絡手段としても、思い出としても、特別な存在のアプリ。

LINEアカウントを削除すると消えるもの

  • すべてのトーク履歴
  • 友だち・グループの登録
  • 購入したスタンプ・着せかえ
  • LINEポイント
  • LINE Pay残高(事前に出金が必要)
  • 連携サービス(LINE関連アプリ)

→ つまり「LINE上のすべて」が永久に消える。 → 復元不可。

削除前にやっておくこと

1. トーク履歴のバックアップ

iPhone:

  • 「設定」→「トーク」→「トークのバックアップ」
  • iCloudにバックアップ(iCloud容量が必要)
  • Vol.4 iCloud+ がまだ生きているうちにバックアップ

→ ただし、LINEアカウント削除後はバックアップから復元できないので、純粋に「自分の手元に思い出として残す」目的。

2. LINE Pay残高の出金

  • LINE Payに残高がある場合は、銀行口座へ出金
  • 残高を残したまま削除すると、お金が戻ってこない

3. スタンプ・着せかえの整理

  • 購入したスタンプは「持ち主の死亡」で消える
  • 家族や友だちに「思い出のスタンプ」を伝えたい場合は、生前にトークで送る

4. 大事な人にメッセージを送る(任意)

  • 削除前に、家族・親しい友だちに最後のメッセージを送る
  • 「私はLINEを退会します。今までありがとう」
  • 終活の一環として、節目の挨拶

LINEアカウント削除の手順

  1. LINEアプリを開く
  2. 「設定」→「アカウント」
  3. 「アカウント削除」
  4. 注意事項を確認
  5. 「アカウントを削除」を確定

→ 削除と同時に、友だちのリストから自分のアカウントが消える(「メンバーがいません」表示になる)。 → 連絡先を残したい友だちには、別の連絡手段(メール・電話)を事前に伝えておく。

死亡時、遺族の対応

LINEには、Apple や Google のような「故人アカウント管理連絡先」の公式仕組みはありません(2026年5月時点)。

遺族ができること

  • 故人のスマホからLINEを開けるなら、削除手続きが可能
  • 開けない場合は、LINE公式ヘルプから問い合わせ
  • 死亡証明書・遺族関係を示す書類を提出

→ ただし、トーク履歴を遺族が見ることは、プライバシーの観点から推奨されない。 → 「家族に見られたくないトーク」がある場合は、生前に整理しておくのが安心。

私の選択

私はLINEを削除する予定です。

  • 家族・親しい友だちには、メール・電話・直接会う方法を残す
  • 業務連絡で必要だったグループは、退会
  • 「LINEがなくても繋がれる関係」を、生きているうちに大切にしたい

→ 終活でアプリを削除する=つながりを切ることじゃなくて、つながりの形を変えること。

私の保管方法

  • LINEに登録しているメールアドレス・電話番号を1Passwordに記録
  • トーク履歴のバックアップは、iCloud + パソコンの両方に保存
  • エンディングノートに「LINE:削除済み(死亡時は遺族が運営に問い合わせ)」

LINEアカウント削除編、まとめ

  • 削除するとトーク履歴・スタンプ・友だちすべて消える
  • 削除前にトークバックアップ・LINE Pay出金
  • 大事な人には別の連絡手段を伝えておく
  • 公式の故人連絡先機能はなし
  • 1Password+エンディングノートに記録

さいごに

LINEのトーク履歴を見ていると、家族との何気ないやり取りが、たくさん残っています。

「夜ご飯何にする?」 「お正月は何時に来る?」 「お母さん、誕生日おめでとう」

ひとつひとつは何気ないけれど、私が生きてきた証拠の一部。

それを削除する、というのは、ちょっと寂しい。 でも、トークの中身じゃなく、家族と過ごした時間そのものが本物だから、削除しても大丈夫。

明日は何にしようかな。 ぼちぼち、続けていきます。


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