死亡直後、家族がする手続き。死亡届と親戚連絡の流れを、ひとり暮らしの私が書き出してみた話(やさしい終活 Vol.24)
「やさしい終活」シリーズの第24弾は、死亡直後に家族がする手続きです。
死亡直後の流れ(時系列)
第1段階:ご逝去〜数時間
- 病院または訪問医から「死亡診断書」を受け取る(自宅死亡時は救急車または訪問医)
- 葬儀社に連絡(Vol.14で生前に決めておく)
- 葬儀社が安置施設または自宅へ搬送
第2段階:24時間以内
- 親戚への連絡(下記の連絡リスト参照)
- 葬儀社と打ち合わせ(火葬式プランなら最小限)
第3段階:7日以内
- 死亡届を役所に提出(葬儀社が代行することが多い)
- 火葬許可証を取得
- 火葬・骨上げ
→ 死亡届は7日以内が法律上のルール。 → 葬儀社が代行してくれるので、家族は書類の準備だけでOK。
死亡届と火葬許可証
死亡届
- 死亡を知った日から7日以内に役所へ提出
- 提出先:亡くなった人の本籍地・住所地・死亡地のどこでも可
- 死亡届と死亡診断書は一体の書類(医師が記入してくれる)
- 提出は親族・同居者・葬儀社のいずれも可能
火葬許可証
- 死亡届を提出すると、役所から「火葬許可証」が発行される
- これがないと火葬できない
- 火葬後は「火葬済証明」が記載され、お墓・納骨に必要な書類になる
→ ほとんどの葬儀社が、死亡届の提出と火葬許可証の取得を代行してくれます(Vol.14の火葬式プランに含まれています)。
親戚への連絡リスト(生前に準備しておく)
死亡直後、家族がパニックにならないように、生前に「連絡リスト」を作っておくのが大事。
リストに含める情報
- 名前
- 続柄
- 電話番号
- メールアドレス
- 連絡優先度(すぐ連絡 / 後日でOK)
- 葬儀に呼ぶ / 報告のみ
おすすめのフォーマット
A4用紙に、こんな形で並べておくと家族が迷いません。
■ 1人目:お名前(続柄:兄)・電話番号・優先度(すぐ連絡)・葬儀招待あり
■ 2人目:お名前(続柄:姉)・電話番号・優先度(すぐ連絡)・葬儀招待あり
■ 3人目:お名前(続柄:従兄弟)・電話番号・優先度(後日でOK)・報告のみ
→ 続柄・電話番号・優先度・招待有無の4項目を1人ずつ並べる形。 → 私の場合は、家族葬・無宗教葬希望なので「葬儀招待」は子ども3人のみ。 → 他の親戚には「後日報告」で良いと、リストに明記しておきます。
訃報の伝え方(家族の負担を減らす工夫)
親戚への連絡は、電話・メール・LINEどれでもOKです。
伝える内容(テンプレ)
「お世話になっております、◯◯です。このたび、母(ゆるら)が◯月◯日に永眠いたしました。本人の希望により、家族のみで火葬式を執り行います。ご連絡まで。」
→ シンプルでOK。 → 「家族のみで」と明記すると、参列辞退の意思が伝わります。
死亡直後の連絡先(生前に決めておくもの)
1Passwordとエンディングノートに、次の連絡先を記録しておきます。
- 主治医・かかりつけ医
- 葬儀社(Vol.14で決定)
- 親戚連絡リスト(上記)
- マンション管理会社(Vol.13)
- 役所(住民票がある自治体)
→ 死亡直後、家族が「どこに電話すればいいか」を1Password1つで把握できる仕組み。
私の保管方法
私は、これらの情報を「1Password」のセキュアノートと、紙のエンディングノートに二重保管しています。 緊急時には紙のほうが早いので、紙のエンディングノートは「玄関収納の◯◯」と家族にも伝えてあります。
死亡届と親戚連絡編、まとめ
- 死亡届は7日以内に役所へ(葬儀社が代行可能)
- 火葬許可証は死亡届を出すと自動的に発行
- 親戚連絡リストは生前に準備(優先度・葬儀招待の有無を明記)
- 訃報の文面テンプレも準備しておくと家族が楽
- 連絡先を1Passwordと紙のエンディングノートに二重保管
さいごに
死亡直後の手続きを書きながら、家族の頭の中を想像してみました。
「最期の電話、誰にすればいい?」 「役所、いつまで?」 「親戚、どこまで知らせる?」
たくさんの「?」が、いっぺんに押し寄せてくるはず。 そのときに「お母さんが書いたリストがあるから大丈夫」と思える、それだけで救われる。
明日は何にしようかな。 ぼちぼち、続けていきます。
▼ あわせて読みたい