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アカウント削除では止まらない。賃貸火災保険(My日新)の解約手順を、ひとり暮らしの私が書き出してみた話(やさしい終活 Vol.19)

アカウント削除では止まらない。賃貸火災保険(My日新)の解約手順を、ひとり暮らしの私が書き出してみた話(やさしい終活 Vol.19)

2026年5月24日

アカウント削除では止まらない。賃貸火災保険(My日新)の解約手順を、ひとり暮らしの私が書き出してみた話(やさしい終活 Vol.19)

「やさしい終活」シリーズの第19弾は、賃貸火災保険(お部屋を借りるときの保険・賃貸家財総合保険)の解約手順です。

第13弾の賃貸マンション退去、第15弾のマンション付帯Wi-Fiと並んで、賃貸契約とセットの保険を整理します。

なぜ賃貸火災保険を Vol.19 に?

賃貸の入居時に「強制加入」させられる火災保険、忘れがちですが立派な独立した保険契約です。

私の場合:

  • 保険種類:お部屋を借りるときの保険(賃貸家財総合保険)
  • 引受会社:日新火災海上保険
  • 契約年額:¥3,500
  • 支払い方法:クレジット決済
  • 自動継続あり
  • 満期日:12月20日(年契約)

→ 年額は小さいけれど、自動継続のクレジット決済型サブスクと同じ構造。 → 賃貸退去のタイミングで「忘れずに解約する」のが大事です。

実は私、数年間 約1万円の保険に入り続けていました

ここで、ちょっと恥ずかしい話を。

私は賃貸入居時に、不動産会社から「この保険に入ってください」と渡された書類にそのままサインして、数年間、年額1万円相当の火災保険に加入し続けていました。

  • 内容をよく確認していなかった
  • 「賃貸契約に必要なんだ」と思い込んでいた
  • 自動継続だから、毎年そのまま支払い続けた

→ あるとき「賃貸火災保険は自分で選んでいい」ということを学びました。 → 補償内容を比較してみると、もっと薄い補償で十分自分には合っているとわかった。 → そこで自分の意思で、年¥3,500の格安プランに切り替えました。

数年間で約2〜3万円、無駄に払い続けていたことになります。 でも気づいたところからは、自分の意思で整えられる。

→ 賃貸火災保険は「不動産会社が指定したものに入らなきゃいけない」のではなく、「補償内容を満たす保険なら自分で選んでもOK」というのが基本ルール。 → 私のように何年も気づかずに払い続けている人は、けっこう多いと思います。

アカウント削除では契約は止まらない(最重要注意点)

ここがいちばん大事なポイント。

「My日新」(契約者向けマイページ)には、アカウント削除機能があります。 でも:

  • My日新アカウント削除 ≠ 保険契約の解約
  • アカウントを消しても、保険契約自体は生き続ける
  • 自動継続で来年も¥3,500が引き落とされる

→ ChatGPT(Vol.11)・Claude(Vol.12)と同じ落とし穴。 → 「アカウントを消したから安心」と思って放置すると、課金が止まりません。

賃貸火災保険の解約手順(電話のみ)

解約はWebでは完結しません。電話一本が必要です。

連絡先(一般情報)

  • 日新火災海上保険 解約窓口:0120-14-0124(フリーダイヤル)
  • 受付時間:平日 9:00〜18:00

電話で伝える内容(本人確認に必要な情報)

  • 保険証券番号
  • 契約者名
  • 生年月日
  • 電話番号
  • 解約希望日

→ 「9項目テンプレ」の3〜7に対応する本人確認情報です。

電話後の流れ

  1. 電話で解約申請(上記の情報を伝える)
  2. 解約請求書が自宅に郵送される
  3. 解約請求書に必要事項を記入・捺印
  4. 返送
  5. 解約完了通知が届く(完了まで約1週間程度)

→ オリコカード(Vol.17)と同じく、電話 + 書面郵送の2ステップ。 → 電話だけでは完結せず、紙の書類が往復します。

満期前の解約期限に注意

賃貸火災保険は1年契約で自動継続される仕組み。 解約するには、満期日の前に手続きする必要があります。

私の場合:

  • 現契約の満期日:12月20日
  • 解約期限:11月10日まで(満期の約40日前)
  • 11月10日を過ぎると → 自動継続で来年契約が確定

→ 「来年は更新しない」と決めたら、11月10日までに電話するのが鉄則。 → カレンダー・1Password・エンディングノートに、解約期限を書いておくのが安心です。

My日新ログイン情報も保管(契約状況確認用)

解約手続きは電話ですが、契約状況の確認はMy日新で行います。

  • My日新ログインURL:https://my.nisshinfire.co.jp/
  • ログインIDとパスワードが必要
  • 契約内容・保険料・満期日が確認できる

→ 解約前に「現在の契約状況」をMy日新で確認しておくと、電話がスムーズです。

賃貸退去と同時に解約する場合のコツ

賃貸を退去するタイミングで火災保険も解約する場合、注意点があります。

  • 退去日 = 火災保険の対象住所がなくなる日
  • 退去日以降の保険料は、月割りで返金される場合あり(契約内容による)
  • 退去日と保険解約日を合わせるのが基本

流れ(おすすめ)

  1. 賃貸退去日が決まる
  2. 退去日の少し前に、日新火災に解約電話
  3. 「退去日に合わせて解約したい」と伝える
  4. 解約請求書を記入・返送
  5. 月割りの返金があれば、登録口座へ振込

→ 火災保険のクレジット決済を解約する楽天カードに変えていた場合は、楽天カード解約(Vol.10)より先に手続き完了が必要。 → カード解約→保険解約の順だと、返金処理に支障が出ることがあります。

解約しても残るもの・残らないもの

  • 保険契約 → 解約日以降は補償対象外
  • 過去の事故対応 → すでに発生した事故の補償手続きは継続
  • My日新アカウント → 別途削除手続き必要(同時依頼も可能)
  • 個人情報 → 法律上の保管義務に基づき、一定期間保持される

→ 「解約=すべてゼロ」ではなく、影響範囲を理解した上で進めるのが安心です。

死亡後、遺族が解約する場合

本人が亡くなったあと、ご家族が手続きを行う場合は、日新火災海上保険の解約窓口へ連絡します。

流れ(一般情報)

  1. 0120-14-0124 に電話 →「契約者が亡くなりました」と伝える
  2. 「ご遺族のお手続き」専用窓口に案内される
  3. 必要書類を案内される

必要書類(一般情報)

  • 故人の死亡を証明する書類(死亡診断書の写し、除籍謄本など)
  • 申請者と故人の関係を示す書類
  • 故人の保険証券(可能なら)
  • 申請者の本人確認書類
  • 月割り返金の振込先口座情報

→ 賃貸退去手続き(Vol.13)とセットで進めると、家族の負担が減ります。 → 火災保険は「相続される契約」ではなく「解約して終了」する契約なので、相続手続きは不要です。

私の保管方法(おさらい)

私は、保険証券番号・引受会社名・年額・満期日(12月20日)・解約期限(11月10日)・解約電話番号(0120-14-0124)・My日新ログイン情報を「1Password(ワンパスワード)」のセキュアノートに保存しています。

マスターパスワード1つだけ覚えて、10分間隔で再入力を必須にする運用。 マスターパスワードを忘れないための、ひとり暮らしの私なりの工夫です。

「もしも」のとき、家族がマスターパスワード1つ開けば、賃貸火災保険の解約にもたどり着ける仕組み。

賃貸火災保険編、まとめ

  • 賃貸入居時に強制加入する火災保険も、独立した契約
  • 年額¥3,500・自動継続・クレジット決済
  • アカウント削除では契約は止まらない(別途解約電話が必要)
  • 解約は電話のみ → 0120-14-0124(平日9〜18時)
  • 解約後に郵送される請求書を記入・返送
  • 満期日の前に解約期限あり(私の場合は11月10日)
  • 賃貸退去とセットで進めると返金処理がスムーズ
  • 1Passwordに解約期限を必ずメモ
  • ahamoはこのあと、いちばん最後に整える

「やさしい終活」シリーズ、これから

シリーズも残り少なくなってきました。

  • お墓もお寺も持たない選択(永代供養・散骨など)→ 次回 Vol.20
  • 葬儀にお寺さんを呼ばない選択(無宗教葬)
  • 遺言(子ども3人均等・長女代表)
  • 郵便転送(e転居)・住民票転出
  • 死亡届・火葬許可証・親戚連絡
  • 家財道具の処分
  • Googleアカウント削除
  • Appleアカウント削除
  • Money Forward ME削除
  • noteアカウント削除
  • LINEアカウント削除
  • 1Password解約(いちばん最後・マスターキー)

さいごに

賃貸火災保険を書きながら、いちばん心に残ったのは、数年間「不動産会社に言われるまま」約1万円を払い続けていた自分のことでした。

入居時、契約書のなかにさらっと書かれていた火災保険。 「賃貸契約に必要だから」と、深く考えずにサインしたあの日。

それから数年間、毎年自動的にお金が引き落とされていって。 ある日、ふと「これって自分で選べるんじゃないか?」と気づいた。

調べてみたら、補償内容を満たす保険なら自分で選んでいい、というのが基本ルール。 そこから自分の意思で年¥3,500の格安プランに切り替えた瞬間、なんだか肩の力がすっと抜けた気がしました。

数年で約2〜3万円。けっして小さくないお金です。 でも、気づいたところからは取り戻せる。

終活って、いきなり大きな選択をすることじゃなくて、こういう「気づいて、選び直す」を、ひとつずつ重ねていく作業なのかもしれません。

「強制加入」という言葉に少し受け身な気持ちになっていたけれど、解約のときには、自分の意思で電話をかける。 これも、ひとり暮らしの暮らしを「自分のものとして引き受ける」作業なのかもしれません。

明日は何にしようかな。 ぼちぼち、続けていきます。


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