電話のあとに書面を郵送。オリコカード(Mastercard)の解約手順を、ひとり暮らしの私が書き出してみた話(やさしい終活 Vol.17)
「やさしい終活」シリーズの第17弾は、オリコカード(Mastercardブランド)の解約手順です。
第10弾の楽天カードとは別のもう1枚、なぜ持っているか、どう解約するか、を書き出します。
クレジットカードは本当は1枚にしたかった
書く前に、私の本音から。
「クレジットカードは1枚にしておきたい」というのが、もともとの希望でした。 管理がシンプルになるし、終活でも整えやすい。
でも、現在住んでいる賃貸マンションの家賃支払いが、特定のクレジットカード(オリコMastercard)で指定されています。 他のカードに変更したいと相談しましたが、賃貸契約上、変更は叶わず。
→ つまり、楽天カードを「メイン」として使いながら、オリコカードを「家賃専用」としてもう1枚持っている状態。 → ひとり暮らしの希望と、賃貸契約の現実が、ちょっと折り合わなかった結果です。
なぜVol.17 にオリコカードを?
賃貸退去(Vol.13)が決まったあと、または引っ越し先で家賃支払いカードが変わったタイミングで、オリコカードは「役目が終わるカード」になります。
- 楽天カード(Vol.10)→ メインの生活カード、サブスク・公共料金・買い物すべて
- オリコカード(Vol.17)→ 家賃支払い専用、退去で役目終了
→ 賃貸退去とセットで整理するのが、終活的に自然なタイミング。 → そして「2枚を1枚にできなかった理由」も、自分のために書き残しておきたかった。
オリコカードはWeb手続きできない
ここがいちばん大事なポイント。
- 楽天カード(Vol.10)→ 電話のみ・スキップ番号5400で即手続き
- オリコカード(Vol.17)→ 電話 + 書面(郵送)の2ステップ
→ Webから解約手続きはできません。 → 電話だけでも完結しません。「電話で申請 → 書面が郵送される → 記入捺印して返送」が必要です。
Mastercardブランドと発行会社の違い(混乱しやすいポイント)
カード裏面に「Mastercard」のロゴがあっても、解約窓口は「Mastercard社」ではありません。
- Mastercard = 国際ブランド(決済ネットワーク)
- 発行会社 = カードを発行している会社(オリコ・三井住友・JCBなど)
→ 解約は「発行会社」の窓口で行います。 → カード裏面または利用明細を見て、「発行会社名」を確認するのが第一歩。
例
- Amazon Mastercard → 三井住友カード発行 → Vpassからオンライン解約可
- オリコカード Mastercard → オリコ発行 → 電話+書面の解約手続き
- JCBブランドのカードでも、発行会社が違えば窓口も違う
→ 同じ「Mastercard」と書かれていても、解約手続きはバラバラ。ここを最初に確認するのが大事です。
オリコカードの解約手順(電話 + 書面)
ステップ1:電話で解約申請
オリコテレホンサービス(自動音声)に電話します。
- フリーダイヤル:0120-911-004(固定電話・スマホから無料)
- 携帯から:03-5877-5555(有料・24時間)
- もしくは:0570-045-045(一般回線・スマホからも可・有料・24時間)
自動音声の案内で「カード解約(退会)申請」を選択。 カード番号・本人確認情報を入力します。
ステップ2:解約届が自宅に郵送される
電話申請のあと、オリコから「解約届」が自宅住所に郵送されます。
ステップ3:解約届に記入・捺印して返送
- 必要事項を記入
- 印鑑を押す
- オリコへ返送(返信用封筒が同封されている場合が多い)
ステップ4:解約完了通知
審査・確認後、解約完了通知が届きます(完了まで約3営業日程度かかることがあります)。
→ 楽天カードのように「電話一本で完結」ではなく、紙の書類が往復するスタイル。 → 高齢者にとっては「書面のやり取り」のほうが安心という側面もあります。
カードを紛失・盗難したときの緊急連絡先
解約とは別に、紛失・盗難時の連絡先も書き留めておきます。
- オリコ紛失・盗難受付:0120-456-456(フリーダイヤル)
- 受付:平日 9:00〜17:30(土日祝は一部サービスあり)
→ 紛失したときは、解約より先にこちらへ連絡してカードを止めるのが優先です。
解約前の必須確認
カード解約の前に、これだけはやっておきたいリスト。
1. 残高(リボ・分割)の精算
- リボ払い・分割払いの残債があると、解約できないカード会社が多い
- 残債を一括精算してから解約手続きに進む
2. 自動引落しの整理
オリコカードを「家賃」だけに使っている場合は、家賃支払い方法の整理が前提。
- 賃貸退去後 → 家賃発生なし → 解約OK
- 引っ越し先で別のカード/銀行振込に切り替え → 解約OK
- まだ家賃発生中 → 解約しない
3. ポイントの確認
- オリコポイントは時々失効するルールあり
- 解約前にポイント残高を確認 → 使える分は使い切る
4. 他に紐づくサービスの確認
- 提携ローン
- 保険(オリコ経由で契約しているもの)
- 提携サービスの会員資格
→ オリコカードが「これらの契約の前提」になっている場合は、別の支払い方法に切り替えてから解約。
解約しても残るもの
オリコカードを解約しても、以下は別物として残ります。
- オリコポイントは原則失効(解約と同時)
- 利用履歴(信用情報機関)→ 数年間は履歴として残る
- 紐づくサービスの契約 → カード解約と同時に決済エラーになる可能性
→ 「解約=すべてリセット」ではなく、影響範囲を理解した上で進めるのが安心。
死亡後、遺族が解約する場合
本人が亡くなったあと、ご家族が解約手続きを行う場合は、オリコのテレホンサービスまたは専用窓口へ連絡します。
流れ(一般情報)
- オリコテレホンサービス(0120-911-004)に電話
- 「契約者が亡くなりました」と伝える
- 「ご逝去のご連絡」専用窓口に案内される
- 必要書類を準備
必要書類(一般情報)
- 故人の死亡を証明する書類(死亡診断書の写し、除籍謄本など)
- 申請者と故人の関係を示す書類
- 故人のカード本体(可能なら)
- 申請者の本人確認書類
- 未払い残高がある場合の清算方法(相続)
→ 楽天カード(Vol.10)と同じく、未払い残高は相続絡みになります。 → 生前にリボ・分割の残債をゼロに近づけておくのが、家族の負担を減らす最大のやさしさ。
私の保管方法(おさらい)
私は、オリコカードの登録情報・オリコテレホンサービスの電話番号(0120-911-004)・家賃支払いカードであることのメモを「1Password(ワンパスワード)」のセキュアノートに保存しています。
マスターパスワード1つだけ覚えて、10分間隔で再入力を必須にする運用。 マスターパスワードを忘れないための、ひとり暮らしの私なりの工夫です。
「もしも」のとき、家族がマスターパスワード1つ開けば、オリコカードの存在と用途、解約手順にもたどり着ける仕組み。
オリコカード編、まとめ
- Mastercardブランド = 国際決済ネットワーク。解約は「発行会社」へ
- 同じMastercardでも、発行会社で解約手続きがまったく違う
- オリコカード → 電話 + 書面(郵送)の2ステップ・Web不可
- 楽天カードのような「電話一本で即解約」とは違う
- 賃貸の家賃支払いカード指定で持つことになったケースは多い
- 退去や家賃支払い方法変更のタイミングで役目が終わる
- 自動引落し・残債・ポイントを事前確認
- 紛失時は 0120-456-456 へ
- ahamoはこのあと、いちばん最後に整える
「やさしい終活」シリーズ、これから
ぼちぼちペースで、続きを書いていきます。
- 住信SBIネット銀行(銀行口座)→ 次回 Vol.18
- スマート賃貸火災保険(賃貸とセット)
- 死亡直後の連絡先(家族・主治医・葬儀社)
- 遺言・お墓・お寺
- デジタル遺品(SNS・メール・パスワード管理)
- 「ahamo は、いちばん最後」(電話番号を最後まで残す)
さいごに
オリコカードを終活で書き出しながら、「希望どおりにいかなかった選択」も、ちゃんと書き残す価値があるんだなと思いました。
クレジットカードは1枚にしたかった。 でも賃貸契約で叶わなかった。
そんな「希望と現実のすれ違い」が、暮らしのあちこちにある。 それを「仕方ないから」で済ませず、「だから2枚目はこう整える」と書き残しておく。
それが、ひとり暮らしの私なりの、暮らしへの向き合い方なのかもしれません。
楽天カードとオリコカード、2枚を持っている自分を、責めない。 家賃という現実の事情を、受け止める。 そして、両方の解約手順を、家族にも自分にも見えるように残しておく。
明日は何にしようかな。 ぼちぼち、続けていきます。
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