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残高ゼロでも振込口座が必要。楽天銀行の解約手順を、ひとり暮らしの私が書き出してみた話(やさしい終活 Vol.16)

残高ゼロでも振込口座が必要。楽天銀行の解約手順を、ひとり暮らしの私が書き出してみた話(やさしい終活 Vol.16)

2026年5月24日

残高ゼロでも振込口座が必要。楽天銀行の解約手順を、ひとり暮らしの私が書き出してみた話(やさしい終活 Vol.16)

「やさしい終活」シリーズの第16弾は、楽天銀行(個人口座)の解約手順です。

第1弾の関西電力から、第15弾のマンション付帯Wi-Fiまで書き出してきました。 今回は、楽天カード(Vol.10)とセットで整理したい「銀行口座」の話。お金の流れの大元になる契約です。

なぜ楽天銀行を Vol.16 に?

ネット銀行は、終活で特に整えておきたい契約のひとつ。

  • 通帳がない → 残高や取引履歴が紙で残らない
  • 店舗がない → 家族が直接訪ねていける窓口がない
  • ログイン情報がないと、家族が口座の存在に気づきにくい

→ つまり「ログイン情報と口座番号を、家族に届く形で残しておく」ことが、ネット銀行の終活では絶対条件。 → 楽天銀行は、楽天カード(Vol.10)とセットで使っている人も多いので、両方まとめて整理しておきたい契約です。

楽天銀行の解約はPCサイトから(スマホアプリ不可)

ここが大事なポイント。

  • 楽天銀行アプリ → 解約手続きできない
  • 楽天銀行PCサイト → 解約手続き可能

→ つまり、スマホしか持っていない人は、ブラウザでPCサイト版を開いて手続きする必要があります。 → iPhoneでもブラウザから「PC表示」に切り替えれば手続き可能。

楽天銀行の解約手順(PCサイト・ブラウザから)

  1. 楽天銀行PCサイトにログイン
  2. 画面右上の「登録情報の変更」を選択
  3. 「会員退会」を選択
  4. 残高があれば、振込先(他行口座)を指定
  5. 暗証番号を入力
  6. 確認画面で「退会する」をクリック
  7. 完了

→ 解約手続きが完了すると、すぐに利用できなくなります。 → 「やっぱり戻したい」がきかないので、慎重に進めるのがおすすめ。

解約の必須準備(これが大事)

楽天銀行の解約には、いくつかの「事前準備」が必要です。

1. 残高をゼロに近づける

  • 残高があれば、他行口座へ振込で送り切る
  • 残高ゼロにしてから解約すると、振込手数料がかからない

2. 他行口座を本人名義で登録

  • 残高ゼロでも、解約日までに発生する利息(数円〜数十円)の振込先として、他行口座の指定が必要
  • 楽天銀行口座と同じ名義の他行口座を1つ登録しておく

→ ここを準備せずに進めると、解約手続きが止まります。 → ゆうちょ・メガバンク・他のネット銀行、どれでもOK。

3. 定期預金・振込予約・引落し設定の整理

  • 満期前の定期預金が残っていると解約できない → 中途解約 or 満期を待つ
  • 振込予約(将来の振込)が残っていないか確認
  • 引落し設定(公共料金・サブスクなど)が残っていないか確認

→ 関西電力・水道・ahamoなど、楽天銀行から引き落としているサービスがあれば、引落し口座を別の銀行に変更してから解約。

4. 楽天銀行カードの所在確認

  • キャッシュカードが手元にあるか
  • クレジット機能付きカードの場合は、カード停止・退会手続きが必要

→ 楽天銀行カード(キャッシュ機能のみ)と、楽天カード(クレジット)は別物。混同しないように。

電話で確認・サポートする場合

PCサイトから手続きできない場合や、確認したいことがある場合は、楽天銀行の電話窓口を利用します。

連絡先(一般情報)

  • 楽天銀行 個人口座専用窓口(フリーダイヤル):0120-776-910
  • スマホからかける場合:0570-064-924(通話料有料)
  • Rakuten Linkや通話無料プランの端末:03-6832-2255(契約プランによっては有料)
  • 受付時間:平日・土日祝 9:00〜17:00

→ 解約手続き自体はPCサイトから行うのが基本ですが、不明点は電話で確認できます。

第一生命支店の口座は別ルート

楽天銀行には「第一生命支店」という特殊な支店があります。

  • 第一生命支店の口座 → PCサイトから解約できない
  • 楽天銀行のセンターへ電話連絡が必要

→ 自分の口座がどの支店かは、ログイン後の口座情報で確認できます。 → 私は通常支店なのでPCサイトから進められますが、第一生命支店の方は電話手続きが必要です。

楽天カード(Vol.10)とセットで整理する流れ

楽天銀行と楽天カードは、独立した契約ですが、終活ではセットで整理するのが効率的です。

おすすめの順序

  1. サブスク類を1つずつ解約(Vol.5〜12 など)
  2. 楽天カードの未払い残高を0円に(Vol.10)
  3. 楽天カードの解約(電話・スキップ番号5400)
  4. 楽天銀行の引落し設定を他行へ変更
  5. 楽天銀行の残高を他行口座へ送金
  6. 楽天銀行の解約(PCサイト)

→ この順序で進めると、芋づる式の解約エラーが起こりにくいです。

死亡後、遺族が解約・凍結手続きする場合

本人が亡くなったあと、ご家族が手続きする場合は、楽天銀行の遺族手続き窓口へ連絡します。

流れ(一般情報)

  1. 楽天銀行 個人口座専用窓口(0120-776-910)に電話 →「契約者が亡くなりました」と伝える
  2. 「相続手続き専用センター」または「ご遺族専用窓口」に転送される
  3. 必要書類を案内される

必要書類(一般情報)

  • 故人の死亡を証明する書類(死亡診断書の写し、除籍謄本、戸籍謄本など)
  • 相続関係を示す書類(法定相続人全員の戸籍謄本、相続人代表者選任届など)
  • 申請者の本人確認書類
  • 故人の口座情報(支店名・口座番号)

凍結のタイミング

  • 銀行に死亡の事実が伝わった時点で、口座は凍結される
  • 凍結後は、ATM・振込・引落しがすべて止まる
  • 公共料金などの引落しも止まるので、事前に別口座への変更が必要

→ 凍結は、相続トラブルを防ぐための仕組み。 → 葬儀費用の前払いなど、急ぎの支払いは凍結前に整えておく必要があります。

私の保管方法(おさらい)

私は、楽天銀行のログインID・パスワード・暗証番号・支店名・口座番号・登録済み他行口座情報を「1Password(ワンパスワード)」のセキュアノートに保存しています。

マスターパスワード1つだけ覚えて、10分間隔で再入力を必須にする運用。 マスターパスワードを忘れないための、ひとり暮らしの私なりの工夫です。

「もしも」のとき、家族がマスターパスワード1つ開けば、楽天銀行口座の存在にも、解約手順にもたどり着ける仕組み。

→ ネット銀行は「家族が口座の存在に気づかない」ことが最大のリスク。 → 1Passwordとは別に、紙のエンディングノートに「楽天銀行に口座があります」と一言書いておくのも、安心のための二重保管です。

楽天銀行編、まとめ

  • 解約はPCサイトのみ(スマホアプリ不可)
  • 残高ゼロでも、他行口座を本人名で登録する必要あり
  • 定期預金・振込予約・引落し設定を事前に整理
  • 楽天銀行カード(キャッシュ)と楽天カード(クレジット)は別物
  • 第一生命支店の口座は電話連絡が必要
  • 楽天カード(Vol.10)とセットで整理する順序が大事
  • 死亡時は連絡した時点で口座凍結
  • 1Passwordと紙のエンディングノートで二重保管
  • ahamoはこのあと、いちばん最後に整える

「やさしい終活」シリーズ、これから

ぼちぼちペースで、続きを書いていきます。

  • 住信SBIネット銀行(銀行口座)→ 次回 Vol.17
  • スマート賃貸火災保険(賃貸とセット)
  • 死亡直後の連絡先(家族・主治医・葬儀社)
  • 遺言・お墓・お寺
  • デジタル遺品(SNS・メール・パスワード管理)
  • 「ahamo は、いちばん最後」(電話番号を最後まで残す)

さいごに

ネット銀行を終活の視点で書きながら、「家族が気づかない口座」というキーワードに、改めてドキッとしました。

通帳がない。 店舗もない。 スマホアプリにログインしないと、口座があることすら見えない。

便利だから選んだネット銀行が、終活では「家族が見つけにくい契約」になってしまう。 これは選んだ私の責任。だからこそ、ログイン情報を残しておく。

楽天銀行も楽天カードも、私のひとり暮らしを支えてくれてきた契約です。 便利さに感謝しながら、整え方も自分の言葉で残していく。 それが、ネット時代のひとり暮らしの終活の作法なのかもしれません。

明日は何にしようかな。 ぼちぼち、続けていきます。


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