もしも明日があったら。関西電力の解約手順を、ひとり暮らしの私が書き出してみた話(やさしい終活 Vol.1)
もしも今日、明日、私の命が突然終わったら。
遺族が、悲しみの中で1つずつ契約解約の手続きをするのは、想像以上に大変です。
私はひとり暮らし。 分譲マンションを売って、今は賃貸ワンルーム。 所有物も極わずか。 銀行口座・保険・サブスクも必要最小限に整理してきました。
だから、終活も「シンプルだから簡単」と思っていました。 でも、やり始めてみたら、本人の私でも調べて書き出すのが大変だった。 これを遺族が、悲しみの中・自分たちの生活を維持しながらやるのは、時間も体力も奪われてしまう。
20年、透析の看護師として働いてきました。 たくさんの患者さんを看取らせていただく中で、ご家族が手続きで疲弊する様子を、何度も目にしてきました。 あの大変さを、できる限り減らしたい。
そう思って始めた「やさしい終活」シリーズ。 第1弾は、私の生活インフラの中で一番シンプルに整理できた「関西電力の電気解約」からです。
なぜ「関西電力」から始めたか
電気の解約は、ライフラインの中で一番手続きがシンプル。 書類の郵送も必要なく、電話一本で完結します。
だから、終活の最初の1個として、ちょうどいい入口だったのです。
「終活って、何から手をつけたらいいか分からない」 そんな方には、まずご自身が契約している電気会社の解約手順から書き出すことをおすすめします。
私が書き出した「9つの項目」
私は、契約しているすべてのサービスについて、以下の9項目を書き出しています。
- 契約先の名前
- 契約先の解約時電話番号
- 契約者名
- 住所
- 電話番号
- 生年月日
- 契約番号またはID
- 解約時必要書類
- 解約手順
この9項目をテンプレとして、各契約ごとに記入しています。 3〜7は個人情報なので、公開できません。 今日の記事では、1・2・8・9の一般情報を中心に、関西電力の場合を整理します。
関西電力の解約手順(一般情報)
電話番号
- フリーダイヤル:0800-777-8810
- IP電話などでフリーダイヤルが利用できない場合:06-7506-9594(通話料有料)
- iPhone(ahamoなど)からは:フリーダイヤル(0800-777-8810)使用可
受付時間
- 平日 9:00〜18:00
- (土日祝・年末年始は受付なし)
電話で伝える内容(本人確認に必要な情報)
- 契約者名
- 使用住所
- 契約時に登録した電話番号
- 生年月日
- 契約番号(契約者番号・お客様番号)
- 解約希望日
- 引っ越し予定日(あれば)
→ これらは「9項目テンプレ」の3〜7に対応する本人確認情報です。 → 電話の前に手元にすべてそろえておくと、スムーズに進みます。
必要書類
- 特になし(電話で完結します)
注意点
- 他社の電力会社へ切り替えるときは、自動的に解約される場合が多い
- ただし、念のため確認するのが安心
- 電話する前に、9項目テンプレの3〜7(契約者名・住所・電話・生年月日・契約番号)を必ず手元に準備しておく
死亡後、遺族が解約する場合
本人が亡くなった後、ご家族が解約手続きを行う場合も、本人確認に必要な情報は同じです。
- 上記のフリーダイヤルに電話
- 「契約者が亡くなりました」と伝える
- 以下の情報を伝える
- 契約者名
- 使用住所
- 契約者の電話番号(契約時に登録したもの)
- 契約者の生年月日
- 契約番号(契約者番号・お客様番号)
- 解約希望日を伝える(死亡日にさかのぼれる場合もあります)
→ ご家族が、悲しみの中でこれらの情報を一から探すのは、想像以上に大変です。 → だから、生前に「9項目テンプレ」として一覧にしておくことが、遺族への一番のやさしさになります。
私の保管方法
私は、これらの情報を「1Password(ワンパスワード)」というアプリの「セキュアノート」に保存しています。 パスワード管理アプリの中の、暗号化されたメモ機能です。
マスターパスワードを忘れないために、1つだけ覚えて、10分間隔で再入力を必須にしています。
「もしも」のとき、家族がマスターパスワードを1つ開ければ、すべての契約情報にたどり着ける仕組み。 これは、ひとり暮らしの私なりの「鍵を1つに絞る」やり方です。
関西電力編、まとめ
- 電話一本で解約できる、一番シンプルな解約手順
- フリーダイヤル番号と受付時間を、リストに書いておく
- 契約番号(契約者番号・お客様番号)を、必ず一緒にメモしておく
- 「他社切り替えで自動解約」のケースに注意
「やさしい終活」シリーズ、これから
このシリーズは、私が実際に書き出した契約を、1つずつ記事化していく予定です。
ぼちぼちのペースで、こんなテーマを書いていきます。
- 水道の解約
- 通信(スマホ・ネット)の解約
- 銀行口座(死亡時の凍結手続き)
- 保険・クレジットカード
- サブスク(Amazonプライム・YouTubeなど)
- 賃貸マンションの解約
- 死亡直後の連絡先(家族・主治医・葬儀社)
- 葬儀の希望・遺言・お墓
- デジタル遺品(SNS・メール・パスワード管理)
※私の住まいはオール電化のため、ガスの契約はありません。
ひとつひとつ、丁寧に書いていきます。
さいごに
終活は「死ぬ準備」ではなく、「残す人を労る準備」だと、私は思っています。
20年、透析の看護師として働いた現場で、何度も見てきました。 ご家族が、悲しみの中で書類と格闘する姿を。 契約番号一つ見つけられず、何度も電話をかけ直していた姿を。
ひとり暮らしの私だからこそ、自分で全部用意しておきたい。
そして、もし同じように「ひとり暮らしの終活、何から始めればいいか分からない」と思っている方がいたら、 このシリーズが、小さなヒントになれば嬉しいです。
明日は何にしようかな。 ぼちぼち、続けていきます。
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