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透析看護師20年。体を壊して気づいたこと。

フライパンと鍋、1個で兼ねる。『片付けまでが食事時間』の私が選んだ、深型・軽量フライパン(やさしい道具 Vol.4)

フライパンと鍋、1個で兼ねる。『片付けまでが食事時間』の私が選んだ、深型・軽量フライパン(やさしい道具 Vol.4)

2026年5月23日

フライパンと鍋、1個で兼ねる。『片付けまでが食事時間』の私が選んだ、深型・軽量フライパン

夕食を作る。 ご飯を食べる。 食器を洗う。 フライパンを洗う。 水気を切って、収納にしまう。

「食事時間」と聞いて、調理と食べる時間だけを思い浮かべる方が多いかもしれません。 でも、私にとっての食事時間は、片付け終わるまで、です。

20年腱鞘炎を抱えながら過ごしてきた私が、最後にたどり着いた選択は、 「フライパンと鍋を、1個で兼ねる」ことでした。 和平フレイズの「ウルトライト 深型・軽量フライパン 20cm」(RB-3271)です。

なぜ「深型」をあえて選んだのか

普通のフライパンと、深型フライパン。 店頭で迷ったとき、私はあえて深型を選びました。

理由はシンプルで、これ1個でフライパンと鍋を兼ねたかったから。

炒め物にも使える。 煮物にも使える。 スープも、麺類のゆで物も、これ1個でできる。 それなら、鍋を別に持つ必要がなくなります。

家にある調理器具を、1個減らせる。 これが、私にとっての「やさしい道具」の選び方でした。

数を減らすことが、手指を労ることになる

道具の数が増えれば増えるほど、片付ける数も増えます。

洗う数が増える。 拭く数が増える。 しまう動作が増える。

腱鞘炎を抱える私の手指には、その「動作の数」が、地味な負担として積もっていきました。

「フライパンと鍋を兼ねる1個」を持つことは、 動作の数そのものを減らすこと。

夕食後の片付けを終えるまでが、私にとっての食事時間。 その時間を、少しでも短く、少しでも軽くするための、選択です。

軽量(ウルトライト)であることの意味

このフライパンの名前は「ウルトライト」。 読んで字のごとく、超軽量です。

20cmサイズで、片手でひょいと持ち上がる。 深型なのに、重くない。

煮物や汁物を作ったあと、シンクまで運ぶときの腕への負担も、ぐっと減ります。 洗うときに片手で持ち上げて、もう片方の手でスポンジを使う動作も、軽やかにできます。

「重さで諦めた道具に、軽さで再会する」。 これは、やさしい道具シリーズで一貫しているテーマ。 このフライパンも、その例にもれず、軽さが暮らしを変えてくれました。

縦に立てて、他の重みを乗せない収納

このフライパンは、引き出しに横置きで重ねるのではなく、縦に立てて収納しています。

なぜか。 他の調理器具の重みを、上に乗せたくないから。

横置きで重ねると、取り出すときに上のものをどけなければなりません。 その「どける動作」が、手首にじわじわ効いてくる。

縦に立てておくと、引き出しを開けてすっと取り出すだけ。 他のものに振り回されない、独立した収納。

道具1個1個が、軽い場所に居る。 私の手指は、それだけでずいぶんラクになりました。

「やさしい道具」シリーズに、新しい軸が見えた

このフライパンを記事にしながら、シリーズ全体で見えてきた新しい軸があります。

  • Vol.1 だるまさんオープナー = 「諦めるが頭から消えた」
  • Vol.2 mod’s hair ミニアイロン = 「重さで諦めた道具に、軽さで再会する」
  • Vol.3 コイズミ KHD-K300 ドライヤー = 「販売停止という別れ」
  • Vol.4 和平フレイズ ウルトライト = 「兼ねる、減らす、立てる」

今回のVol.4で見えてきたのは、「数を減らすことも、やさしさになる」というテーマです。 1個ずつ買い揃えるんじゃなくて、1個で2役する道具を選ぶ。

暮らしの数を減らすこと自体が、手指を労ることになる。

こんな方に、向いていると思う

  • 関節リウマチ・腱鞘炎・手指の不調がある方
  • フライパンと鍋、両方持つのが面倒に感じている方
  • 片付けの動作を減らしたい方
  • 縦収納でスッキリ暮らしたい方
  • 「軽くて、深くて、IH対応で、ガスも使える」を1個で済ませたい方

気をつけたいところ

  • 大家族で大量に作りたい方には、20cmは小さめかもしれません(ご自身用や少人数向け)
  • 鉄製の重厚な調理器具を使いたい方には、アルミの軽量感は物足りないかも

私のように「手指を労りたい」「数を減らしたい」という方には、 この軽さと深さの組み合わせは、ちょうどいいバランスです。

どこで買えるか、いくらか

楽天では2,300円(税込・送料別)で販売されています。

さいごに

「片付けまでが、食事時間」。 私の暮らしの中で生まれた、ささやかな哲学です。

20年腱鞘炎を抱えてきた私が、最後にたどり着いた選び方は、 道具を増やすことではなく、減らすこと。

フライパンと鍋を1個で兼ねる。 縦に立てて、他の重みを乗せない。 深いから、煮物もスープもできる。 軽いから、片手で持ち上がる。

毎日3回向き合う台所の時間が、 1個の道具で、こんなに静かに整っていくとは、思いませんでした。

もし、あなたも「片付けがしんどい」「鍋とフライパン両方持つのは大変」と感じているなら、 このフライパン、一度試してみてもいいかもしれません。

私のように、台所の風景を1個変えるところから、暮らしが少しラクになるかもしれません。