手指がつらい人へ。「だるまさんオープナー」を何年も使って、ペットボトルも瓶も自分で開けられるようになった話
ペットボトルのキャップが、回らない。 ジャム瓶のフタが、開かない。 朝、そんな小さな壁に、ぶつかる。 一人で暮らしていると、頼める相手もいません。
でも、その壁を、ひとつの道具が静かに溶かしてくれました。 楽天で買った「ふた開けラクラクだるまさん」というキャップオープナーです。 関節リウマチを発症する、ずっと前から、愛用しています。

だるまさんオープナーって、どんな道具?
名前のとおり、だるまの形をしたキャップオープナーです。 中央のくびれの部分でフタを挟んで、ぐるりと回すだけ。 力を入れる必要が、ほとんどありません。
私が使っているのは、楽天で売っている「ふた開けラクラクだるまさん」(2,450円・送料無料)。 ペットボトルのキャップ・瓶のフタ・缶詰のプルトップまで、これ1個でいけます。
私が何年も使い続けている、3つの理由
力を入れずに、挟んで回すだけ
一番ありがたいのは、力を入れなくていいこと。 親指でぎゅっと押し込まなくても、フタはあきます。 関節リウマチを発症する何年も前から、私はこの道具を選んでいました。 今、手指がこわばる朝でも、変わらず使えています。
親指に痛みが出ない
瓶のフタを開けるとき、つい親指の付け根に力が集中します。 ばね指の方も、腱鞘炎の方も、ここが一番つらいところだと思います。 だるまさんオープナーは、親指じゃなくて「手のひら全体」で挟む形。 だから、親指に痛みが出ません。
缶詰のプルトップも、持ち上げられる
意外な使い方ですが、缶詰のプルトップ。 あの薄い金属の輪っかを、爪で引っかけて持ち上げるのが、地味につらい。 だるまさんオープナーのくぼみに引っかけると、てこの原理で持ち上がります。 ツナ缶もコーン缶も、誰かに頼まずに開けられます。
「諦める」が、頭から消えた
道具のレビューなのに、こんな話で恐縮ですが。 一番大きな変化は、「諦める」が、頭から消えたことです。
一人暮らしの朝、フタが開かない、と思った瞬間。 以前なら、そのペットボトルをそっと冷蔵庫に戻したり、 瓶のジャムを、その日は使わずに済ませたり、していました。
今は、その「諦める」が、頭に浮かばなくなりました。 当たり前のように、自分で開けて、飲みます。 蓋を開けることを、躊躇しなくなった。
これは、私にとって、小さな自立の話でした。
私の使い方:流し台の目線の高さに吊るす
もう一つ、ささやかなコツがあります。 私は、流し台の目線の高さに、S字フックでこのオープナーを吊るしています。
引き出しにしまうと、開ける動作そのものが面倒になって、 「まあ、家族に頼もうかな」になりやすい。 でも、目線の高さに吊るしていると、 視界に入った瞬間、自然と手が伸びます。
「いつでもすぐに使える場所に置く」こと自体が、 たぶん、この道具の効きを倍にしてくれているのだと思います。
買い物のときに、選び方そのものが変わった
もう一つ、私の中で起きた変化。 買い物に行くと、自然と「これ、だるまさんオープナーで開くかな」と確認するようになりました。
ペットボトルの形、瓶の口の太さ、缶詰のプルトップの大きさ。 私の道具で開けられるサイズの商品を、無意識に選んでカゴに入れている。
「諦める」じゃなくて、「選ぶ」になった。 道具ひとつで、買い物の風景が少し変わるのは、不思議な体験です。
こんな方に、向いていると思う
- 関節リウマチ・腱鞘炎・ばね指で、手指に痛みがある方
- 産後で手首が腱鞘炎気味の方
- ご高齢の親御さんと暮らしていて、家族みんなで使える道具が欲しい方
- ペットボトル・瓶・缶詰、全部をひとつでまかないたい方
逆に、握力が十分にあって、今のところ何も困っていない方には、あえて買う必要はないかもしれません。
どこで買えるか、いくらか
私は楽天で買いました。 価格は2,450円(税込・送料無料)です。
さいごに
「フタが開かない」あの瞬間の、小さなため息。 もし、あなたも同じため息をついているなら、 このだるまさん、一度試してみてもいいかもしれません。
私のように、何年も静かに、台所のそばに居続けてくれる、やさしい道具です。