yurura life

透析看護師20年。体を壊して気づいたこと。

准看護師・看護師国試対策|30代社会人が編み出した勉強法と試験当日のリアル

2026年5月2日

准看護師・看護師国試対策|30代社会人が編み出した勉強法と試験当日のリアル

「30代から看護師を目指して、本当に試験に合格できるの?」

社会人として、子育てしながら、国家試験に挑む。

それは確かに大変な道のりですが、やり方次第で、誰にでも合格は十分に手が届きます。

私は32歳で准看護師の養成所に入り、その後正看護師の専門学校に進んで、両方の資格試験に合格しました。

その中で、社会人として実践した6つの勉強法と、試験当日のリアルをお伝えします。

看護師国家試験対策、社会人の私が編み出した方法

社会人で看護師を目指す私には、若い同級生のような 「記憶力」 はありませんでした。

その代わりに、社会人としての 「工夫する力」 はあったと思います。

時間がない、体力もない、家事育児もある。

その中で、私が実践した6つの勉強法をご紹介します。

1. ラジカセ録音 → 2倍速で繰り返し聞く

これが私の 最大の武器 でした。

教科書や参考書の重要部分を、自分の声でラジカセに録音。

それを 2倍速で再生して、ひたすら繰り返し聞く。

最初は2倍速の音声に耳が追いつかなくても、慣れてくると驚くほど聞き取れるようになります。

短時間で何度も繰り返せるので、暗記効率が一気に上がりました。

家事の合間、通学時間、料理中、洗濯物を干しながら。

耳から知識を入れる時間を、生活の中に組み込みました。

2. 過去問題集を各自で購入して活用

学校から配られる教材だけでなく、私は 市販の過去問題集を自分で購入 していました。

過去問は、出題傾向と頻出テーマを知るための一番の近道。

「ここが大事」と肌で感じられる感覚は、やはり過去問を解いてこそ得られるものです。

何冊もは買いません。1〜2冊を、ボロボロになるまで使い込むスタイルでした。

3. 学校配布の過去問印刷を、授業・宿題で繰り返す

学校側からも、過去問が印刷されて配られました。

それを使って、

  • 授業で解説されながら問題を解く
  • 宿題として家で繰り返し解く

という流れが、毎週のように繰り返されました。

学校が用意してくれた教材は、本当に質が高かったと感じています。

「先生たちが選んでくれた問題なら、間違いない」と信じて、何度も繰り返しました。

4. 分厚い問題集を「分割」にして持ち運ぶ

問題集は本当に分厚くて、毎日全部を持ち運ぶのは現実的ではありませんでした。

そこで私がやっていたのが、問題集を分割すること。

カッターで章ごとに切り分けて、必要な部分だけをカバンに入れて持ち登校していました。

軽くなる、目的の章だけ集中できる、書き込みもしやすい。

これは社会人ならではの「実用優先」の工夫だったと思います。

5. 学校の予想問題集(実力テスト判定)で実力把握

学校側からは、予想問題集や実力テストも準備されていました。

定期的に行われる 実力テストの判定 で、自分の弱点を客観的に把握できました。

「ここが苦手なんだな」と分かれば、そこを重点的に復習する。

このサイクルを繰り返すことで、無駄な勉強時間を減らせました。

6. 何より「繰り返す」ことで身についていく実感

色んな勉強法を試した中で、一番大切だったのは 「繰り返し」 でした。

1回では覚えられない。2回でも怪しい。3回目でようやく頭に入ってくる。

社会人の記憶力は、若い学生さんに比べると確かに劣ります。

でも、繰り返せば必ず身につく。

そして、繰り返すうちに、「あ、覚えてきた」という実感 が確かに湧いてくる瞬間があります。

その実感が、勉強を続ける一番のモチベーションでした。

試験当日のリアル|コンビニ弁当・1/6が同世代

試験当日のこと、覚えていることをお伝えします。

お昼ご飯はもちろんコンビニ弁当

朝から自分でお弁当を作る余裕は、どこにもありませんでした。

試験会場近くのコンビニで買ったお弁当が、私のお昼ご飯。

「これでいいんだ」と、自分にOKを出していました。

クラスの1/6が、お母さん・お父さん世代

試験会場で見渡すと、私のクラスにも 6人に1人くらいの割合で、お母さん・お父さん世代 がいました。

ひとりじゃない。

同じように仕事や家事と両立しながら、ここまで来た仲間がいる。

それだけで、心が落ち着きました。

「みんな、ここまでよく来たね」

そう声をかけたい気持ちでした。

試験中は、繰り返した分だけ落ち着けた

試験問題を見たときの第一印象は、「あ、これ過去問でやった問題だ」というものでした。

繰り返し解いた問題の応用や、似たパターンが、確かに出ていました。

「やってきたことが、形になってる」

そう感じながら、落ち着いて解答できました。

正看護師の合格発表は、ネットで確認

試験を終えてから合格発表までの数週間は、本当に長く感じました。

私が受けた正看護師の合格発表は、インターネットで確認する形でした。

合格発表の日、私はひとりで結果を見る勇気が出ませんでした。

そこで、看護学校のクラスメイト3人(私たちの学年は1クラス制でした)が、わざわざうちに来てくれたんです。

私の子どもたちも一緒に、手作りのご飯を食べながら、みんなでパソコンの画面を覗き込みました。

自分の受験番号を見つけた瞬間、誰かが「あったよ!」と声を上げて、その場が温かい歓声に包まれました。

「やった」という言葉よりも先に、安堵の気持ちが体中に広がりました。

ひとりで合格を確認するのと、家族とクラスメイトに囲まれて確認するのとでは、その瞬間の温かさがまるで違います。

子どもたちのために、自分のために、続けてきた努力が、一つの形になった瞬間。

そして、それを大切な仲間と家族と分かち合えた瞬間は、今も忘れられません。

社会人で国試に挑むあなたへ

これから准看護師や看護師の国家試験に挑む、社会人のあなたに伝えたいこと。

記憶力で勝負しなくていい

若い同級生のような暗記力はなくても、繰り返しと工夫でカバーできます。

短い時間を積み重ねる

家事の合間、通学時間、寝る前の30分。

短い時間を積み重ねれば、確実に学びは進みます。

完璧を目指さなくていい

お弁当はコンビニでOK。

家がきれいじゃなくてもOK。

「合格する」という1点に集中しましょう。

同世代の仲間は必ずいる

試験会場でも、学校でも、ネット上でも、社会人で挑戦している仲間は必ずいます。

ひとりじゃないことを、忘れないでください。

試験対策に欠かせない一冊

私が試験勉強で活用していたような、過去問+解答+解説が揃った問題集は、社会人受験生の必須アイテムです。

最新版で、過去問が科目別に整理されているので、苦手分野を集中的に攻めることができます。

実力テストの代わりに、自分で実力把握する教材としても使えます。

まとめ|記憶力で勝負しない、繰り返しで勝つ

社会人で看護師を目指す道は、確かに大変です。

でも、若い学生さんに「記憶力」で勝負しなくていいんです。

社会人には、社会人なりの勉強法があります。

ラジカセ2倍速、過去問の繰り返し、問題集の分割、予想問題集、そして何より「繰り返し」の力。

これらを積み重ねれば、合格は必ず手の届くところにあります。

試験当日には、コンビニ弁当を食べながら、同世代の仲間に囲まれて、自分を信じて挑んでください。

ひとりじゃない。

私もここで、応援しています。

あわせて読みたい

社会人から看護師を目指す方向けに、関連する記事もまとめています。